塾に通うベストなタイミングとは?

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こんにちは!塾長の倉岡です。

今回は【塾に通うタイミング】についてお話ししたいと思います。

結論から言ってしまうと、

早ければ早いほどいいです。

なぜでしょうか?

①勉強

②受験

③コミュニケーション能力

3点の側面から説明したいと思います。

①勉強面

例えば中学3年生になってから塾に通うとします。

数学だと展開・因数分解、2次関数などを習いますが

この段階で正負の四則計算があいまいだったり、

1次関数や連立方程式などが解けずにいると

どれだけ3年生の内容の授業をしても理解できることはできません。

なので塾選びの選択肢として集団授業の塾がはじかれるというデメリットがあります。

個別にできないところまでさかのぼって指導してくれる塾を選ぶしかありません。

もちろん塾では中1中2の内容をやっているのに学校の授業はどんどん進むことになるので、学校の進捗に合わせるためには塾の授業を増やすしかありませんので、気づいたら思っていたよりも塾代がかかってしまっていたということもよくある話です。

この現象はなにも中学3年生の時に起こるわけではなくて

中学1年生にも起こる現象です。

昔だと考えられませんが、中学生でも小学校で習う割合、分数・少数の計算、さらには基本的な割り算・掛け算、足し算・引き算ができない生徒が非常に多いです。

今はスイッチやスマホ、ユーチューブといった娯楽があるので全く勉強に興味を示さなくなった生徒が増えるのも仕方ないことかもしれません、、、

塾側としては、

なぜこうなるまで放っておいたの?

なぜもっと早く来なかったの?

という気持ちになってしまいます。

なので勉強面に関して言えば

わからないところが出てきた時点で塾を利用するのがベストだと言えます。

もちろん、わからないところがないのなら塾を利用しなくても問題ないでしょう。

②受験面

この記事を書こうと思ったきっかけはここの理由です。

受験をする際に、滑り止めという考えがあります。

入学試験で、目的の学校に落ちた時に備えて、別の学校を受けること

鹿児島であれば、鹿児島高校や情報高校などが挙げられますね。

以前であれば落ちることなんてまずないと思われていましたが、

最近は徐々に落ちたという話も聞くようになってきました。

私立高校を落ちる理由に関しては

ちょっと前までは正直内申がいいか悪いかが重要で

勉強の良し悪しはあまり関係ないように思っていたのですが

最近では学力低下に伴って

私立専願の人も増えたこともあり

素行の悪くない人でも落ちたという話を聞くようになりました。

それが今年はとても顕著で、

具体的な数字は言えませんが愕然としました。

点数だけに関して言えば(=内申に問題がなければ)

3教科受験なら合計100点取れれば落ちることはないと思うので

その最低限の勉強を塾に任せるのは悪くないでしょう。

滑り止めに受かるかどうかというレベルなら

一刻も早く塾に通うことがベストだと言えます。

ある程度の基礎学力を身に付けるのにはある程度の時間はかかりますし

まして勉強が苦手な人ほど時間はかかる傾向にあるからです。

③コミュニケーション能力面

別に塾でなくてもいいのですが

家族や親せきではない大人の人とコミュニケーションを取ることは

若ければ若い時ほど

その子の人生において良い影響を与えると言えるでしょう。

例えば、私は児童クラブでも働いているのですが

小学1年生だと全く喋ろうとしない生徒がいたりします。

しかしコミュニケーションを取っていくうちに

笑顔を見せるようになり

自分から質問をしてきたり

リーダーさんとなってみんなをまとめる役にチャレンジしてみたりと

本当に成長したなと実感することが多々あります。

もちろんどういう大人と接するかによって

影響に差は出てくると思いますが

大人の人と会話をすることによって

・必要以上に内向的にならない

・わからないことを人に質問しやすい

・空気が読めるようになる

・面接のときなどで緊張せずに話しやすい

などのメリットは確実にあると言えるでしょう。

私自身、小学生の頃からピアノや習字、塾に通っていましたが

先生と話をする過程でとても性格は明るくなったし

思慮深く物事を考える力が身についたように思います。

別に問題なく誰とでもコミュニケーションが取れるのであれば

気にする必要はありませんが

性格が内向的過ぎて(自分の意見が言えなくて)心配だったり

空気が読めなくて(人づきあいが苦手で)心配だったり

わがまますぎたり、こだわりすぎたり、うるさすぎたり、・・・

少しでも気になるところがあれば

若いうちに塾(習い事)に行かせることがベストだと言えます。

持論ですが、人間が成長するには苦しまないといけないと思っています。

【ゲームしたいけど、勉強する】ことを経験することで

我慢強くなり、集中力は身に付き、人に優しくなるでしょう。

【勉強したけど、分からない】ことを経験することで

悔しい気持ちを理解し、反省するようになり、人を尊敬する気持ちを持つようになるでしょう。

【分からないから、努力する】ことを経験することで

負けん気が強まり、責任感を身に付け、人から信頼されるようになるでしょう。

【努力したから、分かるようになった】ことを経験することで

自己肯定感が強まり、自分に自信を持てるようになり、人が周りに集まるようになるでしょう。

特に小学生だろうが高校生だろうが

今の子供たちは親以外から怒られ慣れていないがために

自分の気持ちを全面に出す傾向が強いように思います。

自分の気持ちを第一に考えることはおかしいとは思いませんが

自分だけが楽したり、得をする考えを是としてしまうのは

個人的には良くないと思っています。

長期的な目で見たときに、損となるでしょう。

怒られる経験をするために習い事をはじめるのもアリだと思うので

ぜひ検討してみてください。

まとめ

・勉強面だけでいえば勉強が分からなくなった時点で塾に通わすことがベストだということ!

・最悪私立に行かせてもいいから塾は通わなくてもいいと思っていても、最近は滑り止めでも落ちることが増加傾向であるから注意しなければいけないということ!

ちなみに通信制に通わせるなら別に塾に行かせる必要はないと思います。

・塾は勉強のためだけにあらず!子の成長を願うなら早めに通わせたほうが人生においてプラスになるということ!

以上!

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