個人指導と集団授業の違い【前編】

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こんにちは!塾長の倉岡です。

今回は【個人指導と集団授業の違い】についてお話ししたいと思います。

どっちが良い!といった正解はないので

塾選びの参考にしていただければ幸いです。

集団授業に関して

まずほとんどの人が通う集団授業ですが

特徴として

①人が多い

②カリキュラムがしっかりしている

③先生の質が高い

の3点が挙げられます。

人が多い メリット・デメリット

人が多いことに関して、

それを良いととらえるか悪いととらえるかは人それぞれです。

私の場合、学生の頃はいろんな人(他中の生徒とか)と仲良くなりたくて

集団授業の塾に通っていました。

友達もたくさんいたので楽しく通えていたことはメリットだったと言えるでしょう。

クラス分けもされており

学力の高い人たちの中で勉強できたことも良い刺激になっていたと思います。

デメリットを挙げるとすれば

先生から個別に対応されることがほとんどなかったように思います。

私は英語と数学が好きだったのでよく質問をしたし

自分からプリントをもらいに行っていました。

なので数学と英語の成績は上がっていましたが

社会や理科に関してはほとんど変わらなかったように思います。

別に理科や社会の先生が悪かったと言いたいわけではありません。

先生一人に対して生徒の人数は何十人といるので

休み時間などはやる気のある生徒の質問対応で潰れてしまうのはしょうがないことです。

なので自分から質問をしたいと思うぐらいにやる気があるなら

集団授業の塾に行く価値はあるし

逆にそうでないなら行っても意味はないでしょう。

カリキュラムがしっかりしている メリット・デメリット

集団授業では学校とほぼ同じなので、授業計画がしっかりしています。

学校の進捗通りに学力が身についていれば

塾の授業と合わせて

【塾で予習➡学校の授業➡塾で復習】

といった理想的なサイクルを構築できます。

新単元で多少わからない事があっても

質問などしてしっかり理解することを続けていくことができれば

確かな学力を身に付けることができるでしょう。

デメリットを挙げるとすれば

これまでの学習内容を理解していること前提で授業が進んでいくことです。

3年生の授業のときに、1年生の内容をがっつり説明することはありません。

結局集団授業についていくために、別途個別指導の提案をされるでしょう。

また授業の中で分からないことがあったとしても

授業が止まることはありません。

分からないところがあったときに質問できることと

そもそも何が分からないのかをしっかり理解できていないと

集団授業を受けても効果は少ないといえます。

先生の質が高い メリット・デメリット

先生の質が高いと書きましたが、

これは学生の先生と社会人の先生を比べた時に

学生の先生のときにはずれが多いから書きました。

社会人の先生の場合は

社員である可能性が高く

指導のやり方の研修や勉強を続けていたり

そもそも指導経験が長いので

いわゆる良い先生である可能性が高いです。

これに対し個別指導で多い学生の先生の場合は、

そもそもの意識が低く授業を受けてもあんまり意味のないことが多い印象があります。

また、逆に生徒との年齢も良い意味で近いので

ベテランの先生よりも相性が良かったりすることもありますので

当たり外れが非常に大きいです。

個別指導の場合は特に先生との相性が大事なので

学生だろうがプロの先生だろうが

本人から指導の感想を聞いて

なにか気になる場合は変えてもらうようにしたらいいでしょう。

これは集団授業の場合も同じで

先生のことが嫌いとなった場合

その先生の授業で成績が上がることはまずないと言っても過言ではないので

(これは学校の先生でもいえることです)

転塾など検討するのが良いかもしれません。

まとめ

長くなってしまったのでいったんまとめると

やる気があって

学校の授業にも基本的についていけている場合は

集団授業でも問題ないでしょう。

とは言っても

個別指導でもメリットデメリットはありますので

それはまた次回に書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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